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グッドデザイン賞受賞歴Good Design Award

グッドデザイン賞 3プロジェクト同時受賞GOOD DESIGN AWARD 2017

おかげさまで、総合地所株式会社は「2017年度グッドデザイン賞」を受賞いたしました。
今回受賞した3プロジェクトをご紹介いたします。

白岡ニュータウン

1980 年代後半より入居が始まった1,300 戸からなる郊外ニュータウン。

  • 短期間の開発により住民の高齢化が懸念されるニュータウン開発の実状を鑑み、プランナー石原舜介氏の指導により行政との対話を30 年以上継続しながら、ゆっくり段階的に進行した開発です。

    南北軸によるニュータウンは、明るい道路と緑道・公園によるネットワークを形成し、2 段植栽や2階のセットバックなどの形態ルールにより統一感ある街並みを実現。また2017 年で設立29 年を迎える自治会があり、景観維持や防犯のための精力的な活動が行われています。

    現在は 30 年にわたる新規開発がほぼ終了し、初期分譲街区の空き家を更新するなど、ニュータウンは新しい開発サイクルを迎えています。

    当社は開発事業者として同じ場所に営業拠点を構え、当初より継続してコミュニティに寄り添ってきました。

  • 【評価されたポイント~審査員による評価コメント】

    活発な住民活動、適正な年齢分布、販売価格の維持が特徴のニュータウンであるが、これらは30 年以上をかけて段階的に分譲してきた成長管理型の開発姿勢はもとより、住民組織を育むアーバンデザイン上の配慮の賜物であることが評価された。つまりそれらは、緑道・街路パターン、小規模集会所の分散、街路デザインであり、その効果は日常生活そのものに影響を与えるデザインであると言えよう。

    コミュニティのデザインが、一過性の賑わいによって表現されがちな昨今の風潮に対して、日常の生活そのものとして示されたプロジェクトであるとも言える。

リフレ新白岡コミュニティガーデン街区

「白岡ニュータウン」内の一画に建つ5 棟の分譲住宅。

  • 建築家藤村龍至氏(アール・エフ・エー)と協働し、2 段植栽や2 階のセットバックなど既存のまちなみの形態ルールを尊重しながらも、これまでの街区とは異なった、緩やかに連なる庭や大きなウッドデッキを持つ街区を計画。外部空間に積極的に開かれた住宅と外部空間が互いに連続した街区により、ニュータウンに新しい価値観を持った入居者を招き入れ、街の活性化・新しいコミュニティの在り方の提案を図りました。

    変形街区に「5棟の建物」と「2 台の駐車場」というルールを決めてから区割りを行い、「仲間と集えるデッキのある庭」、「家庭菜園の庭」、「季節の花木を眺める庭」など利用を明確にした外部空間の提案をしています。

    核家族のスケールを超えたおおらかな空間の考え方により、これからのニュータウンにおける住宅のあり方を示しました。

  • 【評価されたポイント~審査員による評価コメント】

    分譲住宅団地において宅地をまちに開く試みで、特に住宅内部とまちとの境界にあたる庭・ウッドデッキの作り方が優れている。
    境界部分のデザインによって、新規入居者同士のみならず、ニュータウン全体の地域コミュニティを育むきっかけになりうるのではないかと予感させる。

    今後、この取り組みがニュータウン全体に波及していくことを期待する。

ファインシティ横浜江ヶ崎ルネ

住まう方が想像し住まいに求めた「コト」を実現する「モノ」づくりの挑戦として生まれたコミュニティ。

  • 「コト」を叶えるための建物配棟計画、1 万3 千本以上の木々や花々、カフェ、バーベキュースペース、ラウンジ、DIY ルームなど事前のアンケートで希望の多かった共用施設などの「コト」を演出するための広大な舞台。それは、「入居者の方々にとって本当の資産価値となるマンションとは何か」という問いに対する私たちの答え「マンションコミュニティという無形の資産価値」から生まれました。

    「モノ」よりも、コミュニティを生み出す「コト」を重視し、たくさんの「出来事」を生む「モノ」づくりにより、338 家族がコミュニティという花を咲かせ、感動や喜びをシェアすること自体が資産価値になるという発想に基づき、そのための舞台<IMAGINE TERRACE>をデザインしました。

  • 【評価されたポイント~審査員による評価コメント】

    「何を作るか」ということから考えられているのがポイントである。アンケートに基づいて作られていることが興味深い。配置計画で大きく残した中庭空間が様々な活動の舞台となり、周辺にちりばめられたDIY 工房などが空間を楽しむためのサービスインフラとして呼応しているなど、新しい住み方があることを想起させる。

グッドデザイン賞とは?

グッドデザイン賞は、1957年に創設された
日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。

デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。

これまでの受賞件数は40,000件以上にのぼり、
受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。